つい先日、ブログを開設しました。
Googleアナリティクスの登録方法がわかりません。初心者にもわかるように教えてください。

ブログを開設したばかりだと、Googleアナリティクスの登録方法がわかりませんよね。
結論、Googleアナリティクスの登録方法はたった3ステップだけなので超カンタン!初心者の方でも10分で登録できますよ!
そこで今回は、Googleアナリティクスの登録方法と設定方法を解説します。

本記事で紹介している手順に沿えば、迷わずに登録できますよ。
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そもそもGoogleアナリティクス(GA4)ってなに?
Googleアナリティクスとは、Google社が無料で提供するアクセス解析ツールのことです。
サイトを登録すると
- アクセス数(ブログに訪れた人/回数)
- 直帰率・離脱率(ページを閉じた人の割合)
- 滞在時間(何分間記事が読まれたのか)
といったデータを集めることが可能。
収集したデータを分析して、それをもとに改善することによって、アクセス・収益を伸ばすことができます。
Googleサーチコンソールとの違いGoogleサーチコンソールとの違いは、計測対象がサイトに来る前か来た後か。
- Googleサーチコンソール:サイトに来る前
- 検索結果で記事が何回表示されたのか?
- 検索結果からどれぐらいの人が訪れたのか?
- Googleアナリティクス:サイトに来た後
- 記事を何分ぐらい見たのか?
- 何回サイトに訪れたのか?
となります。
「おすすめ転職エージェント5選」の記事を書いた場合を例に挙げますね。
「転職エージェント おすすめ」と検索して、記事を読みに来た人を測定するのが「サーチコンソール」。記事を読みに来た人が、「すぐ帰ったか?それとも完読したか?」を測定するのが「アナリティクス」です。
詳しくは、【初心者向け】Googleアナリティクスの登録方法3STEP|設定方法や見方もわかりやすく解説をご覧ください。
Googleアナリティクス(GA4)の登録方法!3STEPでわかりやすく解説
それでは、Googleアナリティクスの登録方法をお伝えします。
Googleアナリティクス(GA4)の登録方法3STEP
- Googleアカウントを作成する
- Googleアナリティクスに登録する
- トラッキングコードをブログに貼り付ける
STEP1.Googleアカウントを作成する
Googleアナリティクスの利用には、Googleアカウントが必要です。
なので、まずはGoogleアカウントを作成しましょう。
step
1アカウント作成を押し、「自分用」を選択
まずは、Googleアナリティクスページへ移動しましょう。
そして、「アカウント作成」⇒「自分用」と進み、「次へ」をクリックします。

step
2必要情報を入力する
必要情報(赤枠部分)を入力し、「次へ」をクリック。

必要情報
- 姓名
- ユーザー名
- パスワード
step
3電話番号認証
「電話番号」を入力して、「次へ」をクリックします。

携帯に届いた6桁の認証コードを入力し、「確認」をクリック。

step
4生年月日と性別を入力する
「生年月日」「性別」を入力して、「次へ」をクリックします。

「はい、追加します」をクリック。

step
5「同意する」をクリック
画面をスクロールし、「同意する」をクリックします。

以上で完了です。
STEP2.Googleアナリティクスに登録する
続いて、Googleアナリティクスに登録します。
step
1「測定を開始」をクリック
画面中央の「測定を開始」をクリックしてください。

step
2アカウント情報を入力
アカウント情報を入力したら、「次へ」をクリック。

アカウント情報
- アカウント名:何でもOK
- Googleのプロダクトとサービス:チェックを入れる
画面が切り替わったら、「プロパティの設定」をします。
「プロパティ名」「レポートのタイムゾーン」「通貨」を入力したら、「次へ」をクリックしてください。

プロパティの設定
- プロパティ名:ブログ名
- レポートのタイムゾーン:日本
- 通貨:日本円
「ビジネス情報」を入力し、「作成」をクリック。

ビジネス情報
- 業種:その他
- ビジネスの規模:小規模~従業員数1~10名
- Googleアナリティクスのビジネスにおける利用目的’(下記にチェック)
- サイトまたはアプリでの顧客エンゲージメントを測定する
- サイトまたはアプリの利便性を最適化する
step
3利用規約に同意する
すると、利用規約画面が表示されます。
表示されたら「日本」を選択し、「GDPRで必須となるデータ処理規約にも同意します」にチェックを入れてください。

入力項目
- 地域:日本
- データ処理規約:チェック
画面をスクロールし、「私はGoogleと共有するデータについて、「測定管理者間のデータ保護条項」に同意します」にチェックを入れ、「同意する」をクリック。

step
4メール配信を設定する
メール配信設定画面が表示されたら、何も設定せず、「保存」をクリックします。


ジャンクメールが届くだけなので、チェックは入れません。
step
5データストリーム(アナリティクスが測定するブログ)を設定する
画面中央の「ウェブ」をクリックしてください。

すると、データストリーム設定画面が表示されます。
表示されたら、「ブログURL」「ブログ名」を入力し、「ストリームを作成する」をクリック。

以上で終了です。
STEP3.測定IDをブログに貼り付ける
最後は、測定ID(アナリティクスが計測するためのコード)をブログに貼り付けます。
とはいえ、WordPressテーマによって貼る場所が異なるもの。なので、ここでは利用者が多いAFFINGER6・SWELL・Cocoonの貼り方を解説します。
まずは、画面右側の「測定ID」をコピー。

AFFINGER6の場合
続いて、ブログに測定IDを貼ります。
まずは、AFFINGER6から。
WordPressにログインし、「AFFINGER管理」⇒「Google・広告/AMP」と進みます。そして、画面上の「アナリティクスコード(gtag/js)」に、コピーした測定IDを貼り付けます。

貼り付けたら、「Enterキー」を押してください。
SWELLの場合
次は、SWELLの貼り方を見ていきましょう。
WordPressにログインし、「SEO PACK」⇒「一般設定」と進みます。そして、画面上の「Googleアナリティクス」をクリックし、「"Measurement ID" for GA4」にコピーした測定IDを貼り付けます。

貼り付けたら、「Enterキー」を押してください。
Cocoonの場合
最後は、Cocoonの貼り方です。
WordPressにログインし、「Cocoon設定」⇒「アクセス解析・認証」と進みます。

画面をスクロールし、「GA4測定ID」にコピーした測定IDを貼り付けてください。

「Enterキー」を押して完了です。

24時間後に測定が開始され、アナリティクスでブログのデータが見られるようになります。
Googleアナリティクス(G4)の設定方法
Googleアナリティクスの登録が終わったら、下記3つを行いましょう。
Googleアナリティクスの設定
- 自分のIPアドレスを除外する
- Googleシグナルを有効化する
- データの保存期間を14か月にする
1ずつ説明しますね。
自分のIPアドレスを除外する
自分のIPアドレスを除外すると、ユーザーのアクセスのみを測定できるようになります。

正確なデータを取れて改善に繋げられるので、ぜひ設定しましょう。
step
1データストリームを開く
画面左下の歯車マークをクリックし、画面中央の「データストリーム」を押します。

「登録したデータストリーム名」をクリック。

step
2タグ設定を開く
画面下の「タグ設定を行う」をクリックします。

画面右下の「すべて表示」をクリック。

step
1内部トラフィックの定義を開く
「内部トラフィックの定義」をクリックします。

画面右上の「作成」をクリック。

step
4自分のIPアドレスを除外する
内部トラフィックルールの作成画面が表示されたら、下記を設定します。

設定項目
- ルール名:日本
- traffic_typeの値:internal
- マッチタイプ:IPアドレスが次のと等しい
- 値:自分のIPアドレス
※自分のIPアドレスは、CMANにアクセスすると確認できますよ。
設定したら、画面右上の「作成」をクリック。

step
5データフィルタを有効化する
ダッシュボードに戻り、「データ設定」⇒「データフィルター」と進みます。
そして三点リーダーをクリックし、「フィルタを有効にする」を選択してください。

設定手順
- 「データ設定」をクリック
- 「データフィルタ」をクリック
- 三点リーダーをクリック
- 「フィルタを有効にする」を選択
※自分のIPアドレスは、CMANにアクセスすると確認できますよ。
以上で完了です。
Googleシグナルを有効化する
Googleシグナルとは、Googleアカウントを参照してアクセスを解析する機能です。
たとえば、1つのGoogleアカウントが、PC・スマホを使ってアクセスした場合。アナリティクスはGoogleアカウントを参照するので、「1人のユーザーがアクセスした」と判断します。

そのため、Googleシグナルを有効化するとアクセス解析の精度が向上。より正確なデータを取れるようになりますよ。
step
1「Googleシグナル」を開く
ダッシュボードから「設定アシスタント」⇒「Googleシグナルを管理する」と進みます。

設定手順
- 「設定アシスタント」をクリック
- Googleシグナルを有効にするの「開始前>」をクリック
- 「Googleシグナルを管理する」をクリック
step
2「設定」をクリックする
画面が切り替わったら、「設定」をクリック。

step
3「続行」をクリックする
「続行」をクリックします。

以上で終了です。
データの保存期間を14か月にする
デフォルトではデータの保存期間が2か月なので、それを14か月にしましょう。
ダッシュボードから「データ設定」「データ保存」と進んてください。
そして、イベントデータの保存期間を「14か月」に変更します。

以上で完了です。
Googleアナリティクスの見方を解説
最後に、Googleアナリティクスで見るべき指標についてお伝えします。
Googleアナリティクスで見るべき指標
- イベント
- ページとスクリーン
- 集客
- ユーザー属性
- テクノロジー
イベント
まずは、イベントです。
イベントとはユーザーの行動のことで、ブログに訪れた人数・ページが読まれた回数などがわかります。

画面左のレポート ⇒ エンゲージメント ⇒ イベント
代表的なイベントとその意味は下記のとおりです。
イベント(ユーザーの行動) | 意味 |
---|---|
page_view | ページが表示された回数(PV数) |
session_start | ブログに訪れた人の数(ユーザー数) |
first_visit | 初めてブログに訪れた人の数 |
user_engagement | 繰り返しブログに訪れている人の数 |
scroll | 最後まで記事が読まれた回数 |
click | 外部リンクやアフィリエイトリンクがクリックされた回数 |
form_start | お問い合わせフォームを操作した回数 |
form_submit | お問い合わせフォームを操作して「送信ボタン」を押した回数 |
その他のイベントについては、[GA4] 自動収集イベントをご覧ください。
ページとスクリーン
次は、ページとスクリーンです。
ページとスクリーンとは、記事にまつわるデータのこと。
- ひとりあたり何記事読んでいるのか?(セッション数)
- 何分記事が読まれているのか?(滞在時間)
などがわかります。

画面左のレポート ⇒ エンゲージメント ⇒ ページとスクリーン
それぞれの項目の意味は次のとおり。
項目 | 意味 |
---|---|
表示回数 | ページが表示された回数(PV数) |
ユーザー数 | ブログに訪れた人の数(ユーザー数) |
ユーザーあたりのビュー | ひとりあたり何記事読んでいるか(セッション数) |
平均エンゲージメント時間 | 何分記事が読まれているのか?(滞在時間) |
イベント | 前述のイベント(ユーザーの行動) |

特に重要なのが、「ユーザーあたりのビュー」と「平均エンゲージメント時間」です。
・ブログに興味を持っているかいないか
・欲しいと思わせているか思わせていないか
がわかります。
集客
次は、集客。
ざっくり言うと集客とは流入経路のことで、ユーザーがどのようにブログに訪れたのかがわかります。

画面左のレポート ⇒ 集客 ⇒ 概要
チャネル(流入経路)の意味は下記のとおりです。
チャネル | 意味 |
---|---|
Organic Search | Google検索でブログに訪れた |
Organic Social | SNS検索でブログに訪れた |
Direct | ブックマークからブログに訪れた |
Referral | 別サイトに貼ってあるリンクからブログに訪れた |
Social | TwitterやFBなどのSNSからブログに訪れた |
Unassigned | 未分類カテゴリーからブログに訪れた |

もし、Organic Searchが強かったら、SEOに力を入れる。Socialが弱かったら、SNSに記事を投稿する回数を増やすといったことができます。
このような感じで活用していきましょう。
ユーザー属性
次は、ユーザー属性。
ブログに訪れている人のことで、「年齢・性別」などがわかります。

画面左のレポート ⇒ ユーザー属性 ⇒ 概要
ここで見るべきは、性別と年齢の2つ。
なぜなら、性別と年齢を把握できれば、どのような商品・サービスが売れるのかがわかるからです。

たとえば、性別が男性のみ・年齢が25~34の場合。
・男性向け商品/サービスは売れる
・女性向け商品/サービスは売れない
といった感じですね。
テクノロジー
最後は、テクノロジーです。
テクノロジーとは利用端末のことで、PCユーザー・スマホユーザーの割合がわかります。

画面左のレポート ⇒ テクノロジー ⇒ 概要

特に赤枠で囲った部分は要チェックで
・PCユーザーが多い:PCで見やすくする
・スマホユーザーが多い:スマホで見やすくする
ことが必要となります。
以上がアナリティクスの見るべき指標です。
まとめ
今回は、Googleアナリティクスの登録方法と設定方法を解説しました。
内容をまとめるとこんな感じ。
今回のまとめ
- Googleアナリティクスとはアクセス解析ツールのこと
- Googleアナリティクスの登録方法は3ステップ
- Googleアナリティクスで設定すべきことは3つ
- Googleアナリティクスで見るべき指標は5つ
Googleアナリティクスの登録方法は超カンタンで、たった3ステップで完了します。
そして、Googleアナリティクスを活用できると
- サイトの状態を分析して改善することが可能
- それによってアクセスUP・収益UPを実現することが可能
です。

10記事・20記事と記事数が増えたら効果を発揮するので、今のうちに見方に慣れておきましょう。
今回は以上です。