- Googleアナリティクスの登録・設定方法がわからない
- Googleアナリティクスで見るべき指標とレポートの見方がわからない
Googleが無償提供しているアクセス解析ツールが「Googleアナリティクス」。
- どれぐらいの人がブログへ訪れているのか(ユーザー数/UU)
- 1人あたり何記事読んでいるのか(ページセッション)
- 合計で何回ブログが読まれたのか(PV)
の確認ができるので、ブログ運営で必須です。
この記事の信頼性

当ブログは「正しい知識で稼げるブログを作る」をコンセプトに、ブログノウハウ情報を発信します。運営者情報はこちら。
この記事で伝えたいことは、下記のとおり。
ポイント
- Googleアナリティクスの登録・設定方法はたった5ステップで完了(所要時間:30分)
- Googleアナリティクスで見るべき指標は5つだけ
ただ、「Googleアナリティクスは難しい…」と感じている人が多いのも事実。
初心者向けの本よりもわかりやすく、Googleアナリティクスの登録・設定方法を解説します。
Googleアナリティクスの登録・設定方法5ステップ【初心者でも簡単】
Googleアナリティクスの登録・設定方法は超カンタンで、下記の3ステップで完了します。
Googleアナリティクスの登録方法・設定方法
ステップ①.Googleアカウントを作成する
Googleアナリティクスを利用するには、Googleアカウントが必要です。
なので、まずはGoogleアカウントを作成しましょう。
アカウント作成を押し、「自分用」を選択
まずは、Googleアナリティクスページへ移動しましょう。
そして、「アカウント作成」⇒「自分用」と進み、「次へ」をクリックします。

必要情報を入力する
必要情報(赤枠部分)を入力し、「次へ」をクリック。

- 姓名
- ユーザー名
- パスワード
電話番号認証
「電話番号」を入力して、「次へ」をクリックします。

携帯に届いた6桁の認証コードを入力し、「確認」をクリック。

生年月日と性別を入力する
「生年月日」「性別」を入力して、「次へ」をクリックします。

「はい、追加します」をクリック。

画面をスクロールし、「同意する」をクリックします。

以上で完了です。
ステップ②.Googleアナリティクスに登録する
続いて、Googleアナリティクスに登録します。
「測定を開始」をクリック
画面中央の「測定を開始」をクリックしてください。

アカウント情報を入力
アカウント情報を入力したら、「次へ」をクリック。

- アカウント名:何でもOK
- Googleのブロダクトとサービス:チェックを入れる
画面が切り替わったら、「プロパティの設定」をします。
「プロパティ名」「レポートのタイムゾーン」「通貨」を入力したら、「次へ」をクリックしてください。

- プロパティ名:ブログ名
- レポートのタイムゾーン:日本
- 通貨:日本円
「ビジネス情報」を入力し、「作成」をクリック。

- 業種:その他
- ビジネスの規模:小規模~従業員数1~10名
- Googleアナリティクスのビジネスにおける利用目的(下記にチェック)
- サイトまたはアプリでの顧客エンゲージメントを測定する
- サイトまたはアプリの利便性を最適化する
利用規約に同意する
すると、利用規約画面が表示されます。
表示されたら「日本」を選択し、「GDPRで必須となるデータ処理規約にも同意します」にチェックを入れてください。

- 地域:日本
- データ処理規約:チェック
画面をスクロールし、私はGoogleと共有するデータについて、「測定管理者間のデータ保護条項」に同意します」にチェックを入れ、「同意する」をクリック。

メール配信を設定する
メール配信設定画面が表示されたら、何も設定せず、「保存」をクリックします。


ジャンクメールが届くだけなので、チェックは入れなくてOKです。
データストリーム(アナリティクスが測定するブログ)を設定する
画面中央の「ウェブ」をクリックしてください。


すると、データストリーム設定画面が表示されます。
表示されたら、「ブログURL」「ブログ名」を入力し、「ストリームを作成する」をクリック。


以上で終了です。
ステップ③:測定IDをブログに貼り付ける
続いて、測定ID(アナリティクスが計測するためのコード)をブログに貼り付けます。
とはいえ、WordPressテーマによって貼る場所が異なるもの。なので、ここでは利用者が多いAFFINGER6・SWELL・Cocoonの貼り方を解説します。
まずは、画面右側の「測定ID」をコピーしてください。


コピーしたら測定IDをブログに貼ります。
SWELLの場合
まずは、SWELLの貼り方を見ていきましょう。
WordPressにログインし、「SEO PACK」⇒「一般設定」と進みます。そして、画面上の「Googleアナリティクス」をクリックし、「”Measurement ID” for GA4」にコピーした測定IDを貼り付けます。


貼り付けたら、「Enterキー」を押してください
AFFINGER6の場合
続いて、AFFINGER6の貼り方を見ていきましょう。
WordPressにログインし、「AFFINGER管理」⇒「Google・広告/AMP」と進みます。そして、画面上の「アナリティクスコード(gtag/js)」に、コピーした測定IDを貼り付けます。


貼り付けたら、「Enterキー」を押してください。
Cocoonの場合
最後は、Cocoonの貼り方を見ていきましょう。
WordPressにログインし、「Cocoon設定」⇒「アクセス解析・認証」と進みます。


画面をスクロールし、「GA4測定ID」にコピーした測定IDを貼り付けてください。


「Enterキー」を押して完了です。



そうすると24時間後に測定が開始され、アナリティクスのデータを見られるようになります。
ステップ④:自分のアクセスを測定対象から除外する
続いて、自分のアクセスを測定対象から除外しましょう。
そうすれば、ユーザーのアクセスのみを測定し、正しいデータを取れるようになりますよ。
データストリームを開く
アナリティクス管理画面の左下にある歯車マークをクリックし、画面中央の「データストリーム」を押します。


「登録したデータストリーム名」をクリック。


タグ設定を開く
画面下の「タグ設定を行う」をクリックします。


画面右下の「すべて表示」をクリック。


内部トラフィックの定義を開く
「内部トラフィックの定義」をクリックします。


画面右上の「作成」をクリック。


自分のIPアドレスを除外する
内部トラフィックルールの作成画面が表示されたら、下記を設定します。


- ルール名:日本
- traffic_typeの値:internal
- マッチタイプ:IPアドレスが次と等しい
- 値:自分のIPアドレス
※自分のIPアドレスは、CMANにアクセスすると確認できます。
設定したら、画面右上の「作成」をクリック。


データフィルタを有効化する
ダッシュボードに戻り、「データ設定」⇒「データフィルター」と進みます。
そして三点リーダーをクリックし、「フィルタを有効にする」を選択してください。


- 「データ設定」をクリック
- 「データフィルター」をクリック
- 三点リーダーをクリック
- 「フィルタを有効にする」を選択
以上で完了です。
ステップ⑤:Googleシグナルを有効にする
最後は、Googleシグナルを有効にしましょう。
Googleシグナルとは、Googleアカウントを参照してアクセスを解析する機能です。
たとえば、1つのGoogleアカウントが、PC・スマホを使ってアクセスした場合。アナリティクスはGoogleアカウントを参照するので、「1人のユーザーがアクセスした」と判断します。
これを設定すると、より正確なデータを取れるようになりますよ。
「Googleシグナル」を開く
ダッシュボードから「設定アシスタント」⇒「Googleシグナルを管理する」と進みます。


- 「設定アシスタント」をクリック
- Googleシグナルを有効にするの「開始前>」をクリック
- 「Googleシグナルを管理する」をクリック
「設定」をクリックする
画面が切り替わったら、「設定」をクリック。


「続行」をクリックする
「続行」をクリックします。


以上で終了です。
Googleアナリティクスで見るべき指標!レポートの見方も解説
ここでは、Googleアナリティクスで見るべき指標とレポートの見方を解説します。
見るべき指標
- イベント
- ページとスクリーン
- 集客
- ユーザー属性
- テクノロジー
イベント
まずは、イベントです。
イベントとはユーザーの行動のことで、ブログに訪れた人数・ページが読まれた回数などがわかります。


代表的なイベントとその意味は下記のとおりです。
イベント(ユーザーの行動) | 意味 |
---|---|
page_view | ページが表示された回数(PV数) |
session_start | ブログに訪れた人の数(ユーザー数) |
first_visit | 初めてブログに訪れた人の数 |
user_engagement | 繰り返しブログに訪れている人の数 |
scroll | 最後まで記事が読まれた回数 |
click | 外部リンクやアフィリエイトリンクがクリックされた回数 |
form_start | お問い合わせフォームを操作した回数 |
form_submit | お問い合わせフォームを操作して「送信ボタン」を押した回数 |
その他のイベントについては、[GA4] 自動収集イベントをご覧ください。
ページとスクリーン
次は、ページとスクリーンです。
ページとスクリーンとは、記事にまつわるデータのこと。
- ひとりあたり何記事読んでいるのか?(セッション数)
- 何分記事が読まれているのか?(滞在時間)
などがわかります。


それぞれの項目の意味は次のとおり。
項目 | 意味 |
---|---|
表示回数 | ページが表示された回数(PV数) |
ユーザー数 | ブログに訪れた人の数(ユーザー数) |
ユーザーあたりのビュー | ひとりあたり何記事読んでいるか(セッション数) |
平均エンゲージメント時間 | 何分記事が読まれているのか?(滞在時間) |
イベント | 前述のイベント(ユーザーの行動) |



特に重要なのが、「ユーザーあたりのビュー」と「平均エンゲージメント時間」です。
・ブログに興味を持っているかいないか
・欲しいと思わせられているか思わせられていないか
がわかります。
集客
次は、集客。
ざっくり言うと集客とは流入経路のことで、ユーザーがどのようにブログに訪れたのかがわかります。


チャネル(流入経路)の意味は下記のとおりです。
チャネル | 意味 |
---|---|
Organic Search | Google検索でブログに訪れた |
Organic Social | SNS検索でブログに訪れた |
Direct | ブックマークからブログに訪れた |
Referral | 別サイトに貼ってあるリンクからブログに訪れた |
Social | TwitterやFBなどのSNSからブログに訪れた |
Unassigned | 未分類カテゴリーからブログに訪れた |



Organic Searchが強かったらSEOに力を入れる。Socialが弱かったら、SNSに記事を投稿するといったことができます。
このような感じで使っていきましょう。
ユーザー属性
次は、ユーザー属性。
ブログに訪れている人のことで、「年齢・性別」などがわかります。


ここで見るべきは、性別と年齢の2つ。
なぜなら、性別と年齢を把握できれば、どのような商品・サービスが売れるのかがわかるからです。



たとえば、ブログに訪れている人が男性で、年齢が25~34歳の場合。
・男性向けサービスは売れる
・女性向けサービスは売れない
ということがわかりますよね。
テクノロジー
最後は、テクノロジーです。
テクノロジーとは利用端末のことで、PCユーザー・スマホユーザーの割合がわかります。





特に赤枠で囲った部分は要チェックで
・PCユーザーが多い:PCで見やすくする
・スマホユーザーが多い:スマホで見やすくする
ことが必要となります。
以上がアナリティクスの見るべき指標とレポートの見方でした。
Googleアナリティクスに登録・設定をしよう!
今回は、Googleアナリティクスの登録・設定方法を解説しました。
内容をまとめるとこんな感じ。
ポイント
- Googleアナリティクスの登録・設定方法はたった5ステップで完了(所要時間:30分)
- Googleアナリティクスで見るべき指標は5つだけ
Googleアナリティクスを使いこなせるようになると
- ブログを伸ばすことが可能
- 収益を増やすことが可能
となるので、ぜひ導入しましょう。
今回は以上です。
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